2013年5月17日(金)。今回は私が良く拝読させていただいている帝国データバンクの大型倒産速報の重要性について書かせていただきます。この情報は経営者の方ならある意味必見なのでは思います。
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帝国データバンクの大型倒産速報の重要性
失敗学、失敗のルールを知れば、失敗する可能性も当然減ります
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2013年5月17日(金)。
今回は私が良く拝読させていただいている帝国データバンクの大型倒産速報の重要性について書かせていただきます。この情報は経営者の方ならある意味必見なのでは思います。
どういう意味で必見なのか。
この情報を沢山見ているとある一定のルールに皆さん気づくはずです。それは人により携わっている事業の特製等で感じ方は違うかもしれませんがやはり倒産している理由等にあるルールがあると思います。ここに出ている情報は「大型」の倒産です、「原則、負債額30億円以上の倒産を掲載」という事なのです、借り入れ等を30億円以上も出来る事が出来るのはある意味それだけ会社のキャパシティが大きく、また経営者もそのお金を引っ張ってくる力がある、ある意味優秀な会社だと言えます、いえ、正確には「だった」と言えます。優秀だった会社の倒産している事実と事例がここには数えきれない程載っています。それを知れば、同じ行動を取らなければ倒産する率を下げていく事が可能です。
成功した人や会社から学ぶ成功学と失敗した人や会社から学ぶ失敗学、両方重要なのは間違いないですがどちらか1つだけを選ぶのであれば私は失敗学だと思います。成功学におけるルールや理論はあいまいになる事が多いと思います、それは「たまたまその時の市場がそうだったから成功した」「たまたまその時競合他社がいなかったから成功した」「たまたまそのタイミングにおける自社の強みがあった」等外部要因に左右されるような要素が強いと思います、要するに「成功学を取り入れたからとて必ず成功する訳ではない」という事です。ただ、失敗学は成功学に比べ左右されるような要因が弱いと思います、「失敗学を取り入れると必ず失敗しなくなる」とまではいかないかもしれませんがその可能性は成功学のそれよりもかなり大きくなるはずです。
故に私はこの帝国データバンクの大型倒産速報は本当に重要だと考えます。
これは私の私見も多少入りますが、倒産している会社の失敗学、ルールと言えそうなものを以下に記載させていただきます(異論もあるかと思いますが)。
- ある時期市場のブーム等に乗って急激な成長をして利益を出している会社が多い
- 急激な成長をして急激に社員数を増加させたり店舗数を増加させている事が多い
- ブームが去った後に膨れ上がった販売管理費内の固定費が大きな重荷になり倒産している事が多い
- 市場や競合他社の状況が変わっているのに自社は旧態依然としたサービスをずっと続けており環境に適応していない会社が多い
- 最初は違ったかもしれないが途中から資金繰りも含めた金優先の経営に走ってしまい不信感が募り中長期的なサービス提供が続けられなくなる会社が多い
上記の事以外にも色々出てくるかと思います。
本記事の最後は私が以前在籍しておりました経営コンサルティング会社で良く使われていた言葉で締めさせていただきます。
「生き残る会社はどういった会社なのか??」
「潤沢な資金を持っている大会社か??」
「誰にも負けないサービスや商品を持っている会社か??」
「強い営業力を持っている会社か??」
「優秀な社員が沢山いる会社か??」
「違う、その時々の環境に柔軟に適応した会社だ」
- 帝国データバンク
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