2013年5月29日(水)。今夜は赤坂にて事業再生カフェという交流会に参加させていただきました。事業再生カフェは不良債権問題研究会という勉強会の分科会のような存在です。異業種の先輩方と色んな話をさせていただき、また現場で一線に立つ社長ならではの事例も色々と教えていただき大変勉強になりました。
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事業再生カフェで得た競合他社との差別化という気づき
Webによる比較が容易な時代となり、サービス・商品以外の価値の提供が重要になっています
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2013年5月29日(水)。
今夜は赤坂にて事業再生カフェという交流会に参加させていただきました。事業再生カフェは不良債権問題研究会という勉強会の分科会のような存在です。異業種の先輩方と色んな話をさせていただき、また現場で一線に立つ社長ならではの事例も色々と教えていただき大変勉強になりました。
- 不良債権問題研究会
特に勉強になった事は、IT・Web事業に限らず、メーカー事業、飲食事業、士業事業、その他の事業においても、「Web上での検索による比較が簡単になり多くのユーザーがその方法を使う為金額で勝負をしていると安売りに巻き込まれてしまう事が多い」という事です。
価格戦略、これは重要な言葉です。弊社のクライアント様達の現場でも良くお話に出ます。
もちろん安い事はターゲットユーザーに対し「分かりやすい」という事はあります。故に短期的には一瞬は売れるという事はあります。しかし、実際には安売りで勝てるのは大会社という一握りであり、中小会社はそこと同じ土俵で戦っても薄利多売が続き結果自分の首を緩やかに締め続ける事になって来ると思います。
故に、中小会社であればある程、理想論になってしまうかもしれませんが、可能であれば価格戦略としては安売りに走らずそれ以外の付加価値を付ける事で自信を持ってある程度高い金額を提案していく事が重要になると思います。その場合、「どうしてこの高い金額なのか??」という事をターゲットユーザーにうまく伝えるという営業戦略、マーケティングも重要だと思います。
例えばの事例ですが。
- メーカーであれば、エンドユーザーがそれを使った際に解決出来る問題を明確に可視化させる等
- 飲食事業であれば、どういったシーンで活用してもらうお店なのかを具体的に伝えていく等
- 士業事業であれば、他の士業の競合他社との違いを金額以外で分かりやすく事例で伝えていく等
等が実行出来れば、当然ターゲットユーザーの皆様は別に「絶対安い方が良い!」という購入の判断や価値観しか持っていない訳ではないので、本来ターゲットユーザーが持っているゴールやそこに辿り着く為の「問題解決」に役立つサービスや商品であれば購入される率は上げていく事が出来ると思います。
ちなみに、IT・Web事業を展開している弊社の場合は
- IT・Web事業を提供する事がゴールではなく、弊社の強み、コアコンピタンスの1つである経営コンサルティングの経験と事例とノウハウを使いあくまで会社や経営者の方々の「経営問題解決」の為のサービスを効果測定と費用対効果を可視化させやすいWebサービスを中心に提供する事
が明確な他のサービス・商品との違いです。経営問題解決、経営コンサルティング、このキーワードには弊社は絶対拘っていきたいと思っています。もちろん簡単な事ではありません、格好良く提供出来る仕事では絶対と思っています、しかし泥臭く経営問題解決、経営コンサルティングのサービスをWebサービスと融合させて提供を続けていきます。
事業再生カフェでは皆様から多くの気づきをいただきました、改めて御礼申し上げます。皆様への感謝の思いを何かの形にしてお返し出来たらと感じます。貴重な時間をご一緒させていただきましてありがとうございました!
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